脊椎疾患 

せぼね(脊椎)には、どのような疾患(病気)が多いですか?

脊椎は年齢による変化や、過度の負担など、様々な原因で変形します。

特に変形しやすいのが、頚椎(首)と腰椎(腰)です。

各々について、特によく見られる疾患は、

頚椎:頚椎椎間板ヘルニア頚椎症性脊髄症/神経根症頚椎後縦靭帯骨化症非骨傷性頚髄損傷

胸椎:胸椎黄色靱帯骨化症

腰椎:腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症腰椎椎間孔狭窄症far out 症候群腰椎すべり症   等です。

他にも、様々な疾患が脊髄および脊椎に発生します。

特にお悩みの方が多い疾患について、原因や症状などを説明します。

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腰部脊柱管狭窄症と診断されました。手術はあまり受けたくないのですが。

変形して物理的に狭くなった脊柱管は、その後、広がることはありませんが、症状が急激に悪化することも殆どありません。足の筋力が低下する場合がありますが、歩けなくなるまで放っておく方は殆どおられず、その前に手術を検討されます。尿や便が出ない、または我慢できない、という症状は、神経への圧迫が相当強いというサインです。急いで専門医の診察を受けてください。最近は、内視鏡手術のような、体に負担の少ない方法も発達していますので、年齢などを理由に手術を迷われるような方も、症状が強いのであれば、もう一度検討されることをお勧めします。
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首と腰の病気の方に、注意してほしいことは? 

脊椎疾患の治療は、内服などで始まることが多いですが、飲み薬で症状が緩和されていく方もおられる一方で、一部の方は手術が必要になる場合もあります。治療が始まったら、出来るだけ脊椎に負担をかけない、これ以上悪くしない、という意識を持つことがとても大事です。そのために、姿勢の改善、減量、禁煙を頑張ってください。
医療コラム

「腰椎すべり症だが、固定術は避けたい」こういう方にも脊椎内視鏡手術を

すべり症と診断を受け、手術が必要になった場合、手術方法は固定術だけではありません。より負担の小さい脊椎内視鏡手術、除圧術という選択肢もあります。最終的には直接診察しないと方法を選べませんが、多くの患者さんは固定術ではなく内視鏡の除圧術で治療できます。
頚椎症

突然、激しい首の痛みが起こった場合には?

首の痛みの多くは、頸部の筋肉や関節が原因となっていることが多いですが、まれに脳の疾患や、感染症などが隠れている場合があります。手足の痺れや脱力、その他高い熱などが出た場合、急いで病院を受診してください。
脊椎内視鏡手術

頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症性神経根症の内視鏡手術 内視鏡下頚椎椎間孔開放術

頚椎内視鏡手術(内視鏡下頚椎椎間孔開放術)は、頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症性神経根症が原因で頚椎の神経根症状が見られている方に対して行います。1か所の病変に対して、大きさ8mmの2つのキズから手術を行います。手術時間は1か所につき1時間程度です。日帰り手術も可能です。
頚椎症

頚椎症性脊髄症・神経根症で、してはいけないこと、注意すること

頚椎症で、注意すべきなのは、頚椎に負担がかからない、正しい姿勢を保つことです。してはいけないことは、首を前屈(下を向くこと)、または後屈(上を向くこと)した姿勢を長時間続けることです。日常生活では、勉強、読書、スマホ、編み物、パソコン操作、テレビを見る、などの際に同じ姿勢を取り続けないように注意しましょう。
脊椎内視鏡手術

脊椎内視鏡手術の費用について

内視鏡下椎弓形成術(1椎間)および内視鏡下椎間板摘出術(1か所)の費用の概算は、7泊8日入院、3割負担で約18万円です。70歳以上の方は、1割または2割負担(一定以上の所得者は3割)となります。高額医療費制度を利用すれば、年収に応じて負担額が変わります。
腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症で やってはいけないことは?

腰部脊柱管狭窄症と診断された場合、腰を強く反らす、背屈する方向の運動はあまりしない方が良いでしょう。歩くことは下肢筋力や腰椎支持力を維持するために重要で、翌日痛みが増強しない程度に毎日歩くのが望ましいです。神経への圧迫をある程度減らすため、前傾姿勢をとる、杖やシルバーカーを利用するなどの方法で、こまめに休息をとりながら歩くなど、腰に負担をかけすぎないよう工夫するのが良いでしょう。ただし、痛みや痺れにより生活に支障が出る場合、足の力が入りにくい場合などは手術を検討します。特に体の負担が少ない内視鏡手術をお勧めします。
脊椎内視鏡手術

脊椎内視鏡手術 入院から退院まで

脊椎内視鏡手術の一般的な入院経過を説明します。手術前日に入院、当日に手術を行い、その2時間後から歩いて頂き尿道カテーテルは抜きます。夕食は召し上がって頂きます。翌日にドレーンを抜き、一般病室へ戻ります。退院の日程は、患者さんごとに相談致しますが、状態によっては日帰り手術も可能です。
腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアで、やってはいけないことは?

腰椎椎間板ヘルニアと診断された場合、やってはいけないことは、椎間板に負荷がかかるような動きです。できるだけ中腰にならない、また長時間座ったままの姿勢をとらないよう気を付けましょう。さらに、ヘルニアが疑わしい場合には、たとえ症状が軽くても、腹筋運動や背筋運動、そしてゴルフや野球など腰を回旋させるスポーツも避けた方が良いでしょう。痛みや痺れで生活に支障が出るような場合には、手術も選択肢に入ります。内視鏡下でのヘルニア摘出術で、日帰りが可能です。