Kazuhiro Yoshimura

脊椎疾患 

腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアとの違い

椎間板ヘルニアとは、骨の間にある軟骨が飛び出てきた状態です。若い方で、初期には腰痛、その後には左右どちらか片足の痛みで、突然激しい痛みが出ることが多いです。 脊柱管狭窄症は、椎間板だけではなく、骨棘や、神経の後ろ側にある黄色靱帯という膜も経を圧迫している状態です。高齢者で、長い間立ったり歩いたりすると足が痛んだり、痺れるようになり、座って休むと改善します。自転車を運転しても症状が出ません。
脊椎疾患 

非骨傷性頚髄損傷

転倒して頭を打撲し、頸部にも衝撃が加わると、以前から頚椎に変形があり神経が圧迫されていた方は、頚椎は骨折しなくても衝撃が内部の神経(頚髄)に伝わりダメージが生じる場合があります。その状態を非骨傷性頚髄損傷といいます。
脊椎疾患 

far out 症候群

far out 症候群の説明
ブロック治療

正中神経ブロック

(適応)手根管症候群による手指の痛み・しびれに対する治療として用います。(方法)エコーで正中神経の位置を確認しながら、正中神経の傍から手根管の奥に向かって麻酔薬を注射します。所要時間:5分程度安静時間:15分程度
ブロック治療

腰椎神経根ブロック

適応腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニア等による痛みの治療に行います。方法腰の神経根の近くへ麻酔薬を注射します。透視装置で腰椎を撮影しながら行います。透視装置で確認しながら、神経根の近くを目指して針を刺入し、ピンポイントで麻酔薬を注入します...
ブロック治療

(経椎間孔) 頚椎硬膜外ブロック

(適応)頚椎症性脊髄症による痛み、しびれに対して行います。(方法)頚椎の脊柱管内への直接の注射はやや危険なので、胸椎の椎間孔から注射し、頚椎へ薬を流します。赤矢印:脊柱管内へ注入された薬液所要時間:10分程度安静時間:注射の後、20-30分
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