当クリニックでは、腰椎神経根ブロックを、エコーの機械を使い、レントゲン室で行っています。
適応
腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニア等による痛みの治療に行います。
方法
腰椎の神経根ブロックは、一般の病院では、透視装置を使って行われます。
私も以前は、このブロック注射をカテーテル室で行っていました。（こちらを参照）
しかし、私たちのクリニックではエコーの機械を使うので、放射線の被爆量を100分の1程度まで抑えることが出来ます。
エコーで腰椎の棘突起、横突起を確認し、横突起の根本に近いところへ、注射針を進めます。
神経の近くに針が入ったことを、レントゲンで確認します。
エコーを使ったブロックでも、透視装置を使った方法と同じように、神経に直接針を当てる方法は使わないため、強い痛みを伴うことはありません。針を当てずに神経のすぐ際に薬液を注射する方法で、安全に痛みを和らげることができます。
所要時間：8分程度
安静時間：20-30分程度
