脊髄神経・末梢神経の痛みに対するブロック治療

薬を飲む以外には、どのような治療法があるでしょうか?

痛みや痺れが主な症状であれば、まず神経痛に効果のある薬を処方します。
それでも効果が不十分な場合には、漢方薬などを追加します。
薬で効果が不十分な場合、痛みを取るための方法として、ブロック治療があります。
ブロック治療にも様々な種類のものがありますが、レントゲン透視やエコー機器を使って目的の神経のすぐ近くでピンポイントに行う方法がより効果的です。

ブロック治療では、麻酔薬そのもののの鎮痛効果だけでなく、神経根の周囲の炎症を抑える、また痛みの悪循環を止めるなどのメカニズムで治療効果が期待できます。

ブロック注射にリスクはありませんか?

ブロック注射の多くは、神経のすぐ近くに麻酔薬を注射するため、神経を注射針で傷つける危険性がわずかにあります。我々は、 ブロック注射の安全性を最大限に高めるため、カテーテル治療で使われる高解像度の透視装置や、最新型の超音波機器を使用しています。この数年で神経損傷の合併症はありませんでした。

ただし、運動神経に麻酔薬が作用することで、ブロックの後に一時的に手足の力が入りにくくなることはあります。 これは、麻酔薬が神経に有効に作用している証拠でもあり、ほとんどの場合は30分から1時間程度で軽くなります。

他には、麻酔薬の使用量が多いと、注射後に気分が悪くなる、吐き気が出る、などのリスクがありますが、当院のブロックではピンポイントで少量の薬を使っているので、ほぼ問題ありません。

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